CLOSE

松ヶ岡の観光案内 ― 茶畑

茶畑

平成22年から、東北振興研修所に隣接した畑ではお茶の試験栽培が行われています。「さやまかおり、ほくめい、ゆめわかば」約2,000本の苗木が植えられており、埼玉県の入間市博物館と農林総合研究センター茶業研究所の指導のもと、松ヶ岡開墾場有志の皆さんが手入れしています。

明治時代、松ヶ岡開墾により広大な原生林が開かれると、養蚕事業のための桑栽培とともに、お茶の栽培が行われました。当時、お茶は生糸に次ぐ輸出品であり、生糸と比較的農繁時期がずれることや過重な労働をしないで済むなどの利点から栽培が計画されました。明治10年には茶製造工場が建設され本格的に製造加工が行われますが、気象条件の問題や、収量や品質がよくないなどの理由から、明治13年には栽培が中止されてしまいます。

近年の気候の温暖化などにより、新潟県村上茶生産地(現在最北端の生産地)よりも北に位置するここ松ヶ岡でも育成可能なのではないかとのアドバイスを受け、「もう一度130年前に実現できなかった先祖の夢に挑戦しよう」ということで栽培がはじまりました。現在、茶摘みや新茶を楽しむ体験イベントなども企画されています。